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鶴舞で本格ベトナム料理を味わう - ベトナムキッチン アンヴィエット(An Viet)【名古屋市鶴舞】

本日は午前中に鶴舞エリアに用事があり、昼食はこのエリア近くのレストランで取ることにしました。

このエリアにはさまざまなアジア料理のレストランがありますが、友人の紹介で以前から気になっていたベトナムレストラン「ベトナムキッチン アン ヴィエット(An Viet)」さんを訪れることにしました。

本格的なベトナム料理をお洒落な雰囲気の店内で味わえると聞いていたので、大変ワクワクしながら訪れました。

このブログ記事では、名古屋市鶴舞エリアにあるベトナムレストラン「アン ヴィエット」さんを紹介します。

このレストランに興味がある方は、本記事を参考にして頂けたら幸いです。

1. ロケーション

地下鉄 鶴舞線 鶴舞駅から徒歩5分ほど

アン ヴィエットさんのロケーションは、上の地図の通りです。

電車でお越しの方は、地下鉄鶴舞線またはJR中央本線の鶴舞駅で下車してください。

今回、私は地下鉄の鶴舞駅から徒歩で向かいました。

約5分歩くと、以下の写真にある看板が見えてきます。

非常に分かりやすい場所にあります。

アン ヴィエットさん発見です!

2. お店の外観

お店の外観は以下の写真の通りです。

ベトナムの建物を彷彿とさせる外観だ

このレストランの外観を見ると、まるでベトナムの建物を思い起こさせます。

その理由は、外観に使われている薄黄色にあると思われます。

私がハノイやホーチミンに滞在していた際にも、同じ色合いの建物をしばしば見かけました。

ベトナムの建物で薄黄色が使用されている理由は、南フランスの影響によるものだそうです。

ベトナムは1887年から1954年までフランスの植民地でした。

フランスの南部プロヴァンス地方では、建物にこのような薄黄色がよく用いられているとのこと。

このフランスの「南方」のイメージがベトナムの建物にも取り入れられているのです。

ベトナム ホーチミンの市庁舎
薄黄色を身にまとっている
Photo by Pexels

お洒落なドアを開けて店内に入りました。

店内にはアジアンな雑貨が所々に配置され、ベトナムの人力車と思われるものも見られます。

家具は木製で温もりがあり、内装はベトナムの街中にある洗練されたカフェスタイルを思わせます。

店内の照明を含め、ベトナムの雰囲気が十分に感じられました。

本来は店内の写真を撮りたかったのですが、お客さんが多くて断念しました。

11時50分頃に到着したのですが、既に店内は賑わっていました。

たまたま空いている席が1つあり、なんとかすぐに座ることができました。

今後は電話で確認してから訪れた方が良さそうだと感じました。

奥様方や学生と思しき人々が、交流を楽しみながらベトナム料理を味わっていました。

食欲がそそられます。

「早く食べたい!」と思い、急いでメニューを確認しました。

3. ランチメニュー

ランチタイムに訪れたため、ランチメニューについてご紹介します。

メニューは以下の写真の通りとなります。

店員の方の許可を得て、写真を撮影しました。

ベトナムセット
フォー、バインミー、春巻きとベトナムの定番料理を一気に堪能できる

フォー、バインミー、コムディアと各々に分かれたセットメニュー

フォー、バインミー、コムディアと各々に分かれたコースメニュー

私が選んだのは「ベトナムセット」です。

春巻きは「揚げ春巻き」と「生春巻き」から選べますが、私は「生春巻き」を選びました。

また、食後のベトナムコーヒー(ホット、練乳入り)も注文しました。

このセットにはバインミー(ハーフサイズ)、フォー(ハーフサイズ)、生春巻き、ベトナムコーヒーが含まれており、ベトナムの食文化を存分に味わうことができます。

ベトナムの定番料理を一気に堪能されたい方に、特におすすめのセットメニューだと感じました。

生春巻き

注文してからすぐに生春巻きが到着しました。

生春巻き、到着

目の前に届けられた生春巻きは、見た目からして新鮮で、色鮮やかな具材が透き通るライスペーパー越しに見えます。

中には、シャキシャキとしたレタス、ぷりっぷりのエビ、そして柔らかなヌードルが巧みに巻かれています。

それぞれの素材の色と質感が美しく調和していますね。

この生春巻きは、まさに手作りの芸術品のよう。

食べるのがもったいないほどですが、その魅力的な外観が、早く味わいたいという気持ちを強くします。

生春巻きの盛り付け方も美しい

生春巻きが2個、見栄え良く盛り付けられていますね。

ただ単に並べられたのではなく、細部にまでこだわりが感じられ、高級感が漂います。

店員の方からは、ピーナッツのタレをかけることをお勧めされました。

ピーナッツのタレをかけた

それではいただきます!

これはおいしい!!

生春巻きを口に運んだ瞬間、新鮮さが口の中に広がりました。

ライスペーパーはとてももっちりとしていて柔らかく、噛むごとに具材が絶妙に絡み合います。

シャキシャキの野菜と柔らかい麺、そしてエビの新鮮な風味が口いっぱいに広がり、エビのプリッとした弾力が印象的です。

ピーナッツのタレを加えることで、甘みとコクが増し、味わいがより深くなります。

非常に上品な味わいが楽しめました。

次に、パクチーを添えて生春巻きを食べてみました。

今度はパクチーと一緒に・・・

おお!これは・・・

口にすると、パクチー特有の香りがすぐに口の中で広がります。

爽やかなパクチーの風味が生春巻きの味を一層引き立てます。

不思議なことに、パクチーを加えるだけで、まるでアジアの風景が目の前に広がるような感覚になります。

ノンラーをかぶったお婆さんが田園で佇むような、そんな光景が思い浮かびます。

パクチーが加わることで生春巻きの味わいは豊かになるだけでなく、さらに私の記憶にあるアジアの景色を思い起こさせてくれました。

エビがぷりっぷり!!

フォー

生春巻きをおいしく頂いた後、フォーとバインミーがテーブルに運ばれてきました。

右がフォー、左がバインミー

フォーの湯気が立ちのぼり、スパイスの香りが鼻をくすぐります。

透き通ったスープには、柔らかそうな麺が沈み、新鮮で緑色豊かなハーブや具材が美しく浮かんでいます。

一方のバインミーは、パリパリとしたバゲットに色とりどりの具材が挟まれており、目にも鮮やかです。

ベトナムのサンドイッチとしてのその姿は、シンプルながらも味の期待を高めます。

「麺が伸びないうちに・・・」と、フォーから頂きました。

フォーからはその香りだけで食欲をそそられます

まずは、フォーの出汁からいただきます。

フォーの出汁

スープの表面には薄く油が浮いており、それが光に反射してキラキラとしていますね。

香りは穏やかで、深みがあります。

鶏肉の旨味と野菜から来る自然の心地よい香りが食欲をそそります。

スープを一口飲むと、その滑らかで澄んだ味わいが口の中に広がります。

肉や骨から抽出された旨味が際立ち、それに軽く香る野菜の甘さが加わることで、バランスの取れた味わいが生まれています。

出汁は濃厚すぎず、かといって薄すぎない、絶妙な味わいです。

この出汁は、フォーの麺や具材との相性を考え抜かれたものであり、その単純ながらも洗練された味わいが、フォーの魅力の一つであることがわかります。

続いて、麺を食します。

フォーの麺

麺は透明感があり、スープの中で柔らかく揺れています。

見た目からは、その滑らかさと軽やかさが伝わってきますね。

一口食べると、麺は口の中で優しく広がります。

その食感は柔らかく、しかし同時に適度な弾力があり、噛むごとに小麦の自然な甘みが感じられます。

麺はスープの味をよく吸い込んでおり、それによって麺自体の味わいも豊かになっている感じがしました。

この麺のシンプルながらも心地よい食感と味わいは、フォーの出汁と完璧に調和しており、ベトナム料理の繊細さと奥深さを感じさせます。

鶏肉と一緒に・・・

続いて、鶏肉と一緒にフォーの麺を味わいます。

おお!これはうまい!

口に入れた瞬間、鶏肉の柔らかさとジューシーさが際立ちます。

鶏肉の優しくもしっかりとした風味が麺のシンプルさと見事に結びついて、口の中で調和します。

麺の柔らかい食感と鶏肉の滑らかさが一緒になることで、まるで異なるテクスチャの組み合わせが生まれ、それがとても心地よく、味わい深いです。

鶏肉、もう一切れ頂きます!

バインミー

さて、フォーのお次はバインミーです。

バインミーはベトナムのサンドイッチで、フランスのバゲットに様々な具材を挟んだものです。

「フランスのバゲット」というと硬いパンをイメージしがちですが、ご安心ください。

バインミーのバゲットは外側はサクサクしており、中はふわふわで食べやすいのです。

ベトナムのストリートフードとしても非常に人気があり、さまざまなバリエーションが存在します。

ベトナムのサンドイッチ「バインミー」

ちょっと違うアングルからも写真を撮ってみました。

色彩豊かなバインミー

サンドイッチの中には、新鮮な野菜、お肉、ハーブなどがぎっしりと詰まっています。

見ただけで食欲がそそられますね!

それでは早速いただきます!!

卵がふわっふわ

これはうますぎる!!

バインミーを一口噛んだ瞬間、バゲットの外側のサクサクとした食感と、内側のふわふわとした柔らかさが心地よかったです。

卵の若干香ばしい風味と、ふわっふわの食感が、バインミーの味わいと口当たりをより楽しくしています。

さらに、食べ進めるとツナと思われる味が感じられ、それが徐々に全体の味を包み込んでいきます。

その瞬間、ベトナムの片田舎の屋台で食べたバインミーの記憶が蘇りました。

ツナのペーストがもたらす味わい、卵のフワフワ感、そしてバゲットのサクサク感が織り成す味わいが、その屋台の思い出を更に鮮明に思い起こさせてくれました。

店員の方よりチリソースもおすすめされたので、バインミーにかけてみました。

チリソースをかけて食べてみた

チリソースを加えたことで、バインミーの風味が一層豊かになりました!!

このソースがもたらすピリッとした辛味と甘みが、バゲットのサクサク感や卵のふわふわした食感と絶妙に調和しました。

ツナのペーストとの組み合わせも素晴らしく、辛味がツナの深い味わいを更に引き立てています。

新鮮な野菜のシャキシャキ感とハーブの爽やかな香りも、チリソースのスパイシーさによって一層際立ちました。

ごちそうさまでした😋😋

めちゃくちゃ満足です!!!

ベトナムコーヒー

さて食後に、ベトナムコーヒー(ホット、練乳入り)をいただきました。

ベトナムコーヒー、到着

コーヒーグラス、ベトナム式のコーヒードリッパー、そして小皿のデザインが、風情を感じさせ、とても良かったです。

ドリッパーの蓋の真上に「Trung Nguyen(チュン グエン)」と記載されている
チュン グエンとは、ベトナムで有名なコーヒー会社の社名でもある

時折蓋を開け、コーヒーの抽出具合を確認する

だいぶ抽出できているので、ドリッパーを外す

これは熱いので、外すときは気を付けて

色合いが深く、濃厚な茶色
光にかざすと、色の深みがより一層際立つ

別のアングルからもコーヒーを撮影
コーヒーの濃い茶色と、練乳の白色が織りなすコントラストが魅力的

練乳をかき混ぜた

練乳とコーヒーをかき混ぜると、始めはきれいなマーブル模様を創り出します。

そしてそれが徐々に一つになり、クリーミーで均一な色合いへと変化していきます。

混ざり合った後の色は、柔らかなキャラメル色になり、視覚的にも温かみを感じさせます。

練乳入りのベトナムコーヒーを口に含むと、まずはその濃厚で芳醇なコーヒーの味わいが広がります。

コーヒーの深い苦味と練乳の甘さが見事に調和しており、それが口の中で絶妙なバランスを生み出しています。

練乳のクリーミーな甘さがコーヒーの強さをやわらげ、まろやかで心地よい、上品な味わいに変えてくれます。

店内のベトナム風な雰囲気も相まって、まるでベトナムのカフェでベトナムコーヒーを飲んでいるような感覚に浸ることができました😋😋

4. あとがき

アン ヴィエットさん、ごちそうさまでした!

今回は名古屋市鶴舞エリアにあるベトナムレストラン「アンヴィエット」の訪問記をお届けしました。

提供された料理はどれもクオリティが高く、非常に満足しました!

また「アン ヴィエット」さん、どうやら今池にテイクアウト専門店があるようです。

次回はそちらも訪れてみたいと思います!

ベトナムが好きな方、ベトナム料理に興味がある方、新しい味を求めている方は、ぜひ「アン ヴィエット」さんを訪れてみてください!!

今池南にテイクアウト専門店があるそう。
店名は「アンディ ベトナム(An Di Vietnam)」

※アン ヴィエットさんのホームページ

www.anviet-fukiage.com

 

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