名古屋のマンダレーでミャンマーを体験する
昨日、ミャンマーの少数民族シャン族の伝統料理「Meeshay(ミーシエ、シャンヌードル)」についての記事を書いていた際、ミャンマー料理の美味しさを改めて思い出しました。そこで、近所でミャンマー料理を提供しているお店はないかと調べてみることにしました。
最初は「名古屋で見つけるのは難しいだろう」と思って検索していましたが、予想に反して「マンダレー(MANDALAY)」というお店を見つけました。素敵な名前ですね。
雨も上がり、青空が広がっていました。そんな気持ちの良い日に、散歩を兼ねてランチに出かけることにしました。
「マンダレー」は名古屋市昭和区の川名エリアにあります。電車を利用する方は、地下鉄鶴舞線の川名駅から1番出口または2番出口を利用すると便利です。駅からは約8〜10分の徒歩で到着します。
川名公園を久しぶりに訪れました。昔、この公園でよくフットサルを楽しんでいたことを思い出しました。
天気も良かったので、家族連れがキャッチボールをしていたり、ラジコンで遊んでいる様子が見受けられました。また、ランニングをしている方々も多く、賑わいを感じました。
Google Mapを頼りに歩いていると、やがて「MANDALAY」の看板が目に入りました。道路沿いにあり、探しやすい場所に位置していました。
11:30頃に店に入ると、すでに数組のお客さんが訪れていました。
店内はチーク材を基調としており、ミャンマー関連の雑貨が所々に飾られ、アジアンな雰囲気が漂っていました。
私はお腹が空いていたため、席につくとすぐにメニューを手に取りました。
ディナーのメニューは、こちらの写真の通りです。
「海老と茄子のマサラ炒め」も気になったのですが、ちょうど麵料理に関するブログを書いていたことを思い出し、「ココナッツヌードル」を選びました。ちなみに、昨日書いた記事は以下の通りです。
スマホの画面を眺めているうちに、ココナッツヌードルが運ばれてきました。ウェイトレスの方は、ミャンマー出身の方のようでした。
私はミャンマーでのココナッツヌードルの経験がなく、今回が初めての試みでした。
料理を見て、「何か他の料理に似ているな」と感じました。調べてみると、外見がマレーシアのラクサ(Laksa)と似ていることに気づきました。「歴史的な背景や交流があるのだろうか?」と考えて文献などを調べましたが、詳しい情報は見当たらなかったので、引き続き調査を進める予定です。
具材にはパクチーやスライスされた玉ねぎ、煮卵、イカが使用されていました。ココナッツミルクのスープは、見た目に反して意外にもさっぱりとしており、クリーミーで飲み口が良いです。見た目からは辛さや濃厚さを予想していましたが、実際にはマイルドで、辛さはそれほど強くはありませんでした。
麺はベトナム料理のフォーで使われるような平たい米麺が使用されていました。もちもちとした食感で、スープの味がよく染み込んでいて非常に美味しかったです。
デザートには、ミャンマーで以前にも味わったことのある、シュエインエーに似たココナッツミルクとタピオカを使用したものが出されました。甘さとさっぱりとした味わいが合わさり、非常に美味しかったです。
ごちそうさまでした!本当に美味しかったです😊😊😊
ちなみに調べたところ、このココナッツヌードルはビルマ語でオンノ・カウスェー(ohn no khauk swe)と呼ばれているようです。オンノは「ココナッツミルク」を、カウスェーは「小麦麺」を意味しているとのこと。ただ、レストランで提供されたものは米麺のように感じましたが、細かい部分は気にしないことにします!
オンノ・カウスェーは朝食やブランチとして好まれ、また、手軽に大量に作れるため、誕生日会などのパーティーでも頻繁に振る舞われるようです。中国には、誕生日のお祝いに「幸運」や「長寿」を願って麺を食べる文化がありますが、ミャンマーにもそういった文化が影響しているのでしょうか。
全体として、非常に満足のいく食事でして、訪問は大正解でした。ちなみに、名古屋の矢場町の近くにもミャンマー料理のレストランがあると聞いていますので、次回はそちらにも足を運びたいと考えています。
皆さんも新しい味に触れたい時や日常からちょっとした変化を求めたい時には、今回ご紹介したミャンマーレストラン「マンダレー」を訪れてみてはいかがでしょうか。名古屋にも様々な「アジアン」なレストランがありますが、ミャンマー料理はまた一味違った楽しみを提供してくれます。興味のある方は、以下に食べログのURLを添付しておきますので、参考にしてみてくださいね。