語学で活きる

日・英・中・印尼語を活用し、乱世を生き抜く凡人の備忘録

タイ

黄家の物語 - 知られざるインドネシアの華人富豪

このブログでは19世紀半ばから20世紀初頭にアジアを代表する富豪にのし上がったインドネシア華人、黄家の歴史を紐解く。「アジアのロックフェラー」と称された黄仲涵(Oei Tiong Ham)、国際的な社交界で名を馳せ、「マダム・ウェリントン・クー」の異名を持…

バナナに潜む妖怪たち - 芭蕉精からYakshiへの旅|繋がるアジアの民間伝承

ハロウィンが迫る中、アジア各地に広がるバナナに潜む妖怪の物語をご紹介します。中国の民間伝承を学ぶ中で「芭蕉精」に出会い、その謎を解き明かしていく過程で、インドネシアのポンティアナック(Pontianak)、タイのナン・タニ(Nang Tani)といった妖怪…

タイ深南部の歴史探訪|ある王国の光と影 -マレーシア クランタンで開いた扉-

バンコクで再会した旧友から、最近タイ深南部に訪問した話を伺い、過去を思い出す。私がタイ深南部について初めて触れたのは、マレーシアのクランタン州での経験だった。そこで未知の言語に遭遇したことがきっかけで、かつて存在したある王国の光と影ついて…

私が出会ったアジアの少数民族 - 辺境訪問のすすめ

このブログでは、旅先で出会ったアジアの少数民族について紹介をしております。テレビや本だけでは知り得なかった世界観に触れることができました。特に2016年、ボルネオ島でのダヤク族との出会いは、筆者にとって人生のターニングポイントとなりました。少…